パセトマの日記

とりあえずつっこんだ首の行く末(仮)

『私、定時で帰りますーライジングー 』(朱野帰子)読書日記

とにかく元気出る、仕事頑張ろっかなと思える「定時で帰ります」シリーズの第3作。

(1と2は文庫版買ったが、今回は面倒でKindleで。紙のほうが読んだ感(とは?)があって個人的には好きだけど、買いに行く手間が圧倒的に違う…かも。)

今作は、いよいよ我らがユイユイが本気を出す(!?)回。管理職になった結衣がゴリマッチョ企業と対バンする話。

マジでそんな企業あるんか、誇張されているんだと信じたいけどにしてもあるかよそんな企業、と思いつつも、登場人物(登場企業も)にちゃんと役割が与えられていて、それらにちゃんとカタがつくのがいいところだと思う。

自分が会社で働くだけでは自分の見聞きしたことしか分からないけど、こうやって小説を通じて別の職場、別の現実、別の人生を見るのが好き。

個人的には、結衣と晃太郎がちゃんと仲良くしているところがもっと見たい、いやもう好きなんじゃんか…ムキになるなよ…だがそこが良い…